#Xperiaアンバサダー イベント で感じたソニーの”こだわり”とマーケティング
5月26日に「Xperia X Performance タッチ&トライ」アンバサダーミーティングというイベントに行ってきました。
続々とみなさん、イベントレポートを書かれていて素晴らしいなと思う限りです。私もイベントレポートを上げようと思うのですが、少し視点を変えて書いてみます。
イベントでわかる製品へのこだわり
色々なスマートフォンを購入しては入れ替えているのですが、実はXperiaはこれまでまともに使用したことがありませんでした。
そこで、今回このイベントへ行きました。
ソニーさんからは、今回レビューをさせていただく新製品「Xperia X Performance」の製品開発秘話や、技術開発へのこだわり、新機能の紹介がありました。
この説明を聞いていて思ったのは「これはテレビでCMを見ているだけじゃわからないなぁ」と。最近のスマホは新製品が発表されると、よく「デザインださい」「パクリ」なんて言われてしまうことが多々あります。
しかし、直接話を聞くと色々なところにこだわりを持っていて、すごく興味を惹かれる話が多かったです。いくつか、個人的に興味を惹いたところをピックアップして紹介します。
加工方法に対するこだわり
ホワイト、グラファイトブラックはヘアライン加工、ライムゴールド、ローズゴールドはサンドブラスト加工という風にカラーバリエーションによって、加工方法を変えています。
これまで、LG「isai vivid LGV32」のレザー加工などはありましたが、カラーバリエーションで加工方法、素材を変えるのは面白いなと思いました。
この二つの加工方法を行ったことで、開発段階ではトラブルもあったのだとか。
サンドブラストというのは砂を打ち付けて加工するらしいのですが、打ち付けた際に金属が伸びてしまったのだそうです。そこで、加工方法ごとに金型を変更して同じサイズになるよう調整しているようです。
先読みオートフォーカス
今回から「先読みオートフォーカス」という機能を搭載し、オートフォーカス性能を改善しているようです。
この機能は、被写体の動きを「これまでどのように動いていたか」という履歴を参照して、今後の動きを予測します。そうすることで、先読みを実現しているようです。
自撮りを意識したカメラUI
カメラを起動した画面で下にスワイプするとメインとフロントカメラを入り替えすることができます。
確かに、上にある切り替えボタンを押すのは大変です。切り替えている間に、シャッターチャンスを逃すなんてことも。
この時点で自撮りを意識していますが、これだけではありません。
自撮り写真でよく言われることとして、目線問題がありますが、タイマーで目線を向けさせることで解決させています。
聞けば「言われてみれば」と思いますが、こういうこともいち早く意識してキッチリ抑えているのは素晴らしいこだわりです。
製品を見る視点が180度変わった
こういったことを知ると、製品を見る視点が変わりました。
製品の色からソフトウェア、スマホに限ったことではありませんが、製品を見るときに一つ一つこだわりを持ってやっているんだなと思うようになりました。
モバイル関連の情報を追いかけていると、毎日のように新製品情報があります。新製品の波の中で、流されずに心に残る製品というのは細部にこだわりが見られる製品なのかもしれません。
これからは、より細部のこだわりを見たり聞いたりして、下手に批判をするのではなくどのような企業でも良い製品は応援していきたいと思います。
今や当たり前のマーケティング手法
最近は、ブロガーやユーチューバーなど製品をレビューできる人に自社製品のレビューをすることは普通になっています。しかし、そのレビューは製品のみの感想を述べる形になります。
今回のように「どういったこだわりがあるか」というのが、前提としてあるだけでもレビューでお伝えできるポイントが変わってきます。
私も、こだわった部分を全面に押し出してレビューを紹介していきたいと感じました。
そうすると、企業さんの「こだわりをお伝えしたい」という気持ちをレビューする人がくみ取って、今ままで世間に伝わっていなかったところを伝えることができます。
Xperia X Performanceをお借りしました
https://twitter.com/QuoQlish/status/735796831158865920
モニター期をお借りしましたので、これからじっくりとレビューしていきます。