有名大学とか中高一貫校の話は聞き飽きたからやめよう
ほぼ毎日のようにニュースサイトでは、教育重点校がどうしたとか中高一貫校がすごいと言ったような学校の話が切り取られ報道されています。
しかし、そう言った学校こそ珍しく数がは少ないものの、報道されている数としてはありふれた学校より何倍も多いわけです。
私は、よりリアルな普通の高校こそ知るべき、取材するべきだと思います。
もう見飽きた教育ニュース
教育のニュースは基本的に低レベルな学校の話をすることなんてほとんどありません。どうしても、話題として読んでもらいやすいレベルの高い学校だったり、秀でている生徒を紹介していたり。
でも、それって報道しなくても知られるだろうし、放っておいてもどんどん成長していくはずです。それをいつまでも「すごいですねー」って褒めているのは、教育ママに受けるくらいで、世間にとっては遠い話です。
だったら、逆に身近なものってなんだろうと考えますよね。それは、もっと世間の多くの人が通っていたであろう学校、もっとレベルの低い学校の方が「子供が通うことになるかもしれない」と調べたり、考えたりする人が多いと思います。
色々な学生を知ってほしい
よく大人に言われることは「みんな受験勉強してるのー?」だったりするのですが、それを当たり前だと思う人が多すぎるような気がします。
現実は、受験勉強をしない人、できない人なんてものすごい数がいます。なのにもかかわらず、誰しもが大学受験と合格を志して頑張っているなんていう思い込みは、いかに日本国民が学歴にこだわっているかを露呈しています。
とにかく偏差値という数値で人を見る人が多いのです。以前このような経験をしたのですが、その場に居た人がやたらと高学歴自慢をしてきたのです。
みんな大好き学歴、偏差値という評価軸でものを見るということに徹しすぎていてかなりうんざりしています。偏差値でも知ったら、その学生を知れるわけないですよね。私がいい例で、こんな記事を書く人だなんて話をしないとわかりません。
レベルが高くないなりに、生き方を模索していたり、何かに励む学生がいることを世間に周知できていないのは非常に勿体無いです。
僕らは失敗作なのですか?
私は神奈川県内にあるフレキシブルスクールに在学しているのですが、その学校は平成27年12月 14日、神奈川県教育委員会から県立高校改革について発表があり...
フレキシブルスクールというのは、大学のような単位制のシステムをとっている学校なのですが、県立高校改革によりそのシステムがなくなるという発表がありました。同じようなシステムをとっている、偏差値の高い学校は変更がありませんでした。
これは、僕らがまるで失敗作のような扱われようです。うまくいかなかったら、こういうのはやめようということなのかもしれません。その一方で、教育重点校は支援が行われていたりします。
支援が必要なのはどちらでしょうか?
よくよく考えてみればわかるはずです。教育って、うまくいかなかったら放棄してしまうものなのですか。全員を救う必要はなくとも、突飛なことより、リアルな現状を知りましょう。
このブログでも書いていますし、これからも書いていきます。