今の高校生はネットリテラシーについて教育されるけど意味がない件
みなさんこんにちは。いわゆる、デジタルネイティブ世代である、くぉ(@QuoQlish)です。
この世代というのは中学校や高校生でネット、SNSについての授業や講演を学校で受けます。特にSNSの使い方などは、おそらく今の高校生かちょい上くらいの世代あたりから学校で指導されるようになったと思います。
ネットリテラシーの指導
これは、文部科学省が指導をするようにしているのかはよくわかりませんが、私が中学生あたりからネットリテラシーの講演を受けるようになりました。
私が中学1年生だった頃は2011年になりますが、その頃はネットリテラシーというか広告や詐欺について、出会い系サイトへの注意喚起が主だったと思います。
その後、ツイッターやLINEなどが中高生のブームになると急にシフトして指導内容もSNSなメッセージサービスについてが中心になりました。
私の通っている高校は生徒のネットでの行動を制限しているわけではありませんが、度々全体に注意喚起をしています。
主な注意喚起内容とは以下のようなものです。
- プロフィール欄に個人を特定するプロフィールを書かない
- ネット上で中傷を行わない
- 画像については写っている人の許可を取ること
だいたいこんなことを言われるのですが、それが改善されるかといえばそんなことは全くありません。
生徒指導担当がこう言ったことを話すのですが、それ以外にも先ほどから説明している通り誰かが来て講演をしてもだいたい同じような話です。まるで時間の無駄遣いで、笑ってしまいます。
どうすれば改善されるか
まあ、そもそも改善すべきかどうかという問題もありますがここでは学校の指導目的通り、改善させる方向で話を進めてみます。
学校の指導や講演の問題は、長ったらしい話と具体例です。これを一時間話し続けたところで誰も聞かないのはバカでもわかります。
個人的に思うのは具体例を話すところまでは非常にいいと思うのです。ここからが問題で、この具体例を実践してみてはどうなのかと。
例えば、ツイッターは自分のリアルの友達しかいなくて飲酒した画像をアップロードしたとします。こういった事案はたいていの場合、2ちゃんねるなどに拾われて、通報されたり特定されたりするわけですがこの現象やメカニズムを実践するわけです。
どのようにして、写真から位置情報や撮影時間を割り出すことができるのか、ツイートを片っ端から漁って学校を特定する方法などそれくらいは講演でも呼べばできると思います。
とにかく、中高生にはリアルさが必要です。
そうすることで、明らかに脅威と感じると思います。この話をしたところで、個人を特定するプロフィールを書かないという指導内容に戻ればいいのです。
くぉくんのまとめ
少し前にマスメディアが炎上に関するニュースを取り上げていましたが、その時の報道でも当事者は捕まったことに驚いています。まさか、捕まるとは思っていないからこうなるわけです。
ネットの暗部と驚くべきスピード感でとんでもないところになってしまうことを、感じさせる必要があります。
ただの注意喚起ではどうにもなりません。本当は本人の判断や常識の問題ですが、せっかくコストをかけるのであればもう少しやりようがあると思います。