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偏差値ふぉーてぃー

教科書捨ててブログしてる偏差値40台の高校に通う高校生のブログ。

リア充はコミュニケーションツールとしてオタク趣味を利用した

オタク

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びっくりするくらいオタクが増えている。というのも、ここ数年で「オタクなんですよ」と申告されることが度々ある。しかし、オタクだというカミングアウトさえもコミュニケーションとして使われているように聞こえる。

コミュニケーションのためのオタク

また「オタクのライト化」の進行は消費傾向にも表れている。2004年に試算されたオタク一人あたりの消費額は10万円。それが2013年には約2万5000円という数字が出ている。つまりオタクの個人消費は10年で4分の1に。

また「オタクのライト化」の進行は消費傾向にも表れている。20|LITERA/リテラ

消費傾向を見ると、上記の通りなわけだが、この数字からわかることはオタクの人口そのものが増えているということだけだ。しかし、この数字だけではライトオタク、リア充オタクと呼ばれる層(以下、リア充層)が増えたということなのかはわからない。

筆者は、"リア充層"がオタクになったのではなく"リア充層"がアニメを見始めたというだけなのではないかと考える。近年語られるようになった、新たなオタク世代に対する意見というのは、元来のオタクレイヤーとは違うレイヤーを指しているのではないだろうか。  

"リア充層"はオタクというベールを被りたがっている一般人なのだ。オタクというベールを被る必要性があるのか気になるが、若者がコミュニケーションをしていくためのツールとして、ニーズが高まっているということは間違いない。

彼女はほかにも作品名を挙げてきたので、その都度話を振りましたが、やはり大した知識はほとんどなかったのです。彼女は自らを「オタク」と称しながらも、知識や探究心がまるでありませんでした。

若者の間に「エセオタク」が激増しているワケ | さとり世代は日本を救うか? | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

私が提示する通りで彼女はコミュニケーションとして、オタクというベールを被ることにしているのだ。かつての「昨夜のテレビ見た?」と同じように、「昨夜のアニメ見た?」が会話のスタンダードになっているのだ。知識や探究心がないのも、そう言ったツールに変容しているからだろう。 

音楽や映画、娯楽が無数に溢れている今日に、なぜあえてオタク趣味を共通項としてむすびつけようとしたのだろうか。

漫画・映画はよく見る

メディアミックスというのは、原作を、アニメや漫画・映画など様々な媒体へと派生させることで、新規ユーザーを獲得したり収益化を図るというものである。

ライトオタクが増えた要因としてメディアミックスが語られるが、ここではメディアミックスによる収益化がコミュニケーションにどのような影響をもたらしたのかを考えていきたい。

若い世代で美少女アニメを見ないという人は多数居ると思われるが、漫画や映画などを見ないというのは少数派ではないだろうか。

多くの人が漫画や映画などを見て「面白い」「感動した」という会話になるのはごく自然だ。ただ単に、それがメディアミックスのおかげでアニメも「面白い」「感動した」という会話を成り立たせることのできるものになったというだけに過ぎない。

空気系アニメの台頭

主にゼロ年代以降の日本のオタク系コンテンツにおいてみられる美少女キャラクターのたわいもない会話や日常生活を延々と描くことを主眼とした作品群。

空気系 - Wikipedia

おそらく、世間的にリア充と呼ばれる世代は「涼宮ハルヒ」を視聴している、オタク第四世代以降(1990年代生まれ)もしくは「カゲプロ」など更に若い世代が占める。そのような世代が最も過剰に摂取してきたアニメとして挙げられるのが、空気系アニメだろう。

空気系アニメというのは、ストーリーなどの複数の要素を省いたカロリーの少ないアニメだ。意図的にそうしつつも、空気系アニメというのは視聴者が突っ込みたくなったり、現実に見たことある若しくは見られそうな光景をフックとして仕掛けてある。そうすることで、アニメを材料に会話を成立させることができるのだ。

また、美少女キャラというのもコミュニケーションを円滑に進める材料として重要な役割を果たす。こちらも、キャラクターの容姿、それに対する自身の趣味趣向などを用いることで会話になる。

リア充オタクはオタクじゃない

このような議論はネット上にゴロゴロと転がっている。そのことから、オタク文化はライトな層にも波及し続けていることになる。これはただの一過性のブームではない。今後拡大し続けるだろう。

フィギュアのように金額が大きくなく、動画サイトでの視聴や、缶バッジなどで会話の話題を作れる人間においてもってこいな趣味なのだろう。だからこそ、コミュニケーション能力を持ち合わせた一般人もしくはリア充が増えることになる。

だとするならば、もともとオタクだった人たちが過剰にリア充オタク・ライトオタクに対し「にわかが」「リア充乙w」などと煽る必要もない。

彼ら彼女らはオタクではないのだから。