MCバトル初心者に見て欲しい激アツバトル5つを紹介
みなさん、こんにちは。今回は「フリースタイルダンジョン」「高校生ラップ選手権」などによって益々盛り上がりと注目を集めているMCバトルに注目します。
しかし、MCバトルの最近見始めたという人はどういうところが審査基準なのかや、どんなバトルがあるのかわからない人も多いと思います。
そこで、是非初心者に見て欲しいMCバトルの醍醐味がわかるバトルを紹介します。
MCバトルって何?
MCバトルというのはDJが流す音に乗って即興でラップをしていくものです。相手が言ってきたことに対して、その場でアンサーを返すの繰り返しです。
韻を踏むことや歌い方などを各々が工夫し、どれだけ会場が湧いたか盛り上がったかや審査員に刺さったかを競い判定をつけます。
「フリースタイルダンジョン」「高校生ラップ選手権」などのおかげで、最近では一般層にも浸透し、より盛り上がりを見せています。
激アツバトル5つを紹介
UMB 2010 R指定 VS 晋平太
MCバトルの全国大会UMBのバトルです。フリースタイルダンジョンなどからMCバトルを見始めた方はもちろん、バトルヘッズの方も最強とうなずく二人のバトルです。
聞き取りやすい韻がとにかく詰め込まれていて、どちらもバトルに対して熱い気持ちで戦っていていい試合です。何度も延長にもつれ込む戦いで、MCバトルの醍醐味がすべて詰め込まれているバトルです。
MCバトルがよくわからないという人は是非聴いてみるべきバトルだと思います。
戦極MC BATTLE 第六章(13.4 .28)黄猿 vs 鎮座DOPENESS
戦極MC BATTLE 第六章(13.4 .28)黄猿 vs 鎮座DOPENESS @BEST BOUTその1
フロー vs フローといった戦いです。フローというのは解説をしておくと、ラップの歌い回しのことで抑揚をつけたりすることです。
韻を踏むことに注力しがちですが、このバトルはフローを優先させ気持ちのいいラップをする二人だからできるラップです。両者ともに、MCバトルで戦績を残しているレベルの高いMCだからこそ生まれた戦いです。
即興で、流れてきたビートに対して言葉をなめらかに気持ち良く歌い上げます。勝ち負けももちろんですが、歌い回しだけでフロア全体が盛り上がるのも、MCバトルの面白いところです。
第8回高校生ラップ選手権 LEON VS 言xTHEANSWER
LEON vs 言xTHE ANSWER 第8回高校生RAP選手権 準決勝
最近話題の「高校生ラップ選手権」のバトルを取り上げてみましょう。
このバトルは優勝候補と言われた言xTHEANSWERとLEONのバトルです。聞くとわかりますが、言xTHEANSWERは小節の最後に長くて気持ちのいい韻をバンバン詰めてきます。
それに対し、LEONは短くてわかり易い韻をビートに気持ち良くハメながらフロウ重視で歌い上げます。このような全く違うタイプ同士のバトルをスタイルウォーズといって、非常に審査が難しくなるバトルです。
このバトルはどちらもスキルが高く、甲乙つけがたいバトルです。
ADRENALINE 2014 mol53 vs MC☆ニガリ
ADRENALINE 2014 / mol53 vs MC☆ニガリ
宮崎のベテランmol53と高校生ラップ選手権で注目を集めたMCニガリのバトルです。
短いバトルの中で最初こそ先輩のようにかっこよく振る舞うmol53ですが、mol53の「長野行くから出せ交通費」に対して、ニガリが「だったら優勝して稼ぐ交通費、そしてオファーを出すよ今日中に」で一気に形勢逆転します。
何が起きるか分からないMCバトルだからこそありえる一発大逆転ですね。これには会場も沸きまくります。
ブレス式PRESENTs "As ONE" ドタマ& ACE (DEEP IMPACT) VS DARTHREIDER & サイプレス上野(YEN COUNT BAND)
ブレス式PRESENTs "As ONE" 2015.04.22 DVD発売決定!!!!!!!!!!
宣伝用の動画なので、少ししかありませんがこれもヒップホップらしい盛り上げ方をしている面白いバトルです。
2on2と言って、2対2でチームを組んで戦うバトルなのですが組み合わせ次第で面白くもなるし、つまらなくもなります。二人の息がどう合うかが見どころのポイントです。
最終的にこのバトルはDARTHREIDERが「手あげろー」って言い始めて会場はそれに反応します。その勢いで相手チームが「手下げろ」と言ってさらに突っ込みます。
バトルではなく、ライブ状態ですがこれもヒップホップらしいノリです。
くぉくんのまとめ
いかがでしたか?
ここ最近になってかなり注目を集めている競技だと感じます。スポーツと同じでテクニカルなことも要求されたりします。何より面白いのはラッパー個人のキャラクターなどが場を盛り上げるところはすごく面白いです。
ヒップホップやラップという言葉で億劫になってしまう人もいるかもしれませんが、見たことない方は是非一度見てください。