偏差値ふぉーてぃー

教科書捨ててブログしてる偏差値40台の高校に通う高校生のブログ。

進学校に通う高校生が大学進学をどのように考えているのか聞いてみた

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みなさんこんにちは。私は現役高校生なのですが、大学進学についていろいろ考えたりしています。

世間では「大学進学は必須」「就職のため」などといろいろ大学について言われていますが、実際に大学進学に力を入れている進学校に通う高校生と一緒に「大学の意味」を考えてみました。

ツイキャスの書き起こしです

www.hensati-forty.com

先日「偏差値40の高校生と超進学校に通う高校生が語るツイキャス放送するよ」という企画で「教育や勉強をどう思っているか」という話題が出ました。

そこで、具体的に話された大学進学の話題について書き起こしたので書き起こしたものを公開します。

勉強する理由と進学率について

何のために高校で勉強するの

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くぉくん:何のために高校で勉強してる?
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やなさん:やっぱり、大学進学のために勉強をしている側面はあって、それが一番大きいと思う。

進学率ってどのくらい

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くぉくん:みんな進学率ってどのくらいある?
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やなさん:僕のところだと9割以上。現役はぼちぼちでも、一浪とか二浪してそれなりのところ行ってる。胸を張れる、名が知れている学校に行ってる。具体的に言うと、MARCH以上とかかな。
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そーさん:うちも一緒だね。
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お:うちは全然違う。そもそもクラス別にレベルが分かれているんだけど、国公立に行く人はほとんどいなくて基本的にはMARCHとか日東駒専とかそのあたり。私立は指定校推薦枠が広い。無理矢理、先生が入れたりするから進学率は悪くないよ。
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くぉくん:うちは、大学進学率は半数ぐらい。
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やなさん:あと半数は?
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くぉくん:あとは、就職と専門学校がほとんどかな。

大学に行くことが正義なのか

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やなさん:でもやっぱり先生方から言われる。極端かもしれないけど、いい大学行ってからのいい人生だって。
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くぉくん:大学行くだけではいい人生ではないぞと。
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やなさん:日本に生まれてきてしまった限り、最終学歴というのは重要な指標になっちゃうから、いい人生を確実に送りたいのであればいい大学を出てそれをステータスとしていかなければいけないっていう考えはある。
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織田くん:選択肢の幅を広げるとうちの先生は言うんですよ。いざ何かあったときには大学という学歴を使って就職できたり。だから、選択肢の幅を広げておこうと先生は言ってる。
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やなさん:今選択がどうのこうのって言ってたけど、そもそも意欲がない人が無理矢理選択って言われてもどうかとは思う。
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織田くん:それは僕も思う。まあ、勉強の意識が低いから楽して指定校行けるんだったらっていう人もいるから、バランスは取れてるといえば取れてる。
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くぉくん:楽して大学に行きたい?
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織田くん:うちの学校はそういうレベル。
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くぉくん:うちもそう。「大学行きたい」っていう人は「楽して行きたい」という人。「大学に興味ないです」っていう人はそれも楽したいから。
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そーさん:結局人生楽したいんだよ。就職したりするのに大学行くことが必要だから、大学は楽に行けたらいいみたいな。
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くぉくん:レベルが低くなってくると、選択どうのこうの言う以前に「とりあえず楽したいから大学を選択します」っていう。「選択することいいですね」「大学行くこといいですね」っていうのを正義にしていくと、そのレールに乗っかるためにどう楽できるかっていうのになっていく。レールに乗っかることって楽することではないと思う。
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織田くん:ただね、日本人特有っていうか回りの人に流されちゃう。うちの学校の生徒は特にそうで、レールに乗っかっておこうという意識の人が多い。レベル別に分かれているクラスでも、下の方はさらにその意識がある。

大学は行かなきゃいけない?

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やなさん:僕の周りは「こうなりたい」っていう夢の話っていうのがよく話題として挙がる。「この大学はこれができるからここ行こう」っていう話もする。やっぱり、レベルが低くなってくると違う?
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くぉくん:レベルが低くなると「大学行きたい」とか夢に対するエネルギーがない。現実、夢がないし「大学って何なの?」みたいな意識。負のオーラが漂っている。
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やなさん:行かなきゃいけないというわけではないと思う。そもそも大学って研究機関で、行きたい人が行けばいい。僕は大学でやりたいことがあるから大学行きたいわけであって、別に行かなきゃ就職できないからという理由ではない。
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くぉくん:だけどやっぱり「大学楽そう」「大学って遊べるんでしょ?」みたいなイメージが先行してて大学行きたいですっていう人は多い。
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そーさん:大学がなめられてる。就職の免罪符だと思う。
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くぉくん:綺麗ごと言ってみるけど、結局そうなっちゃうよね。
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そーさん:免罪符じゃなかったら、大学行くかどうかわからない。
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やなさん:大学行かないと就職できない社会も問題。
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織田くん:だからみんな大学って言っても、その先のことしか考えていない。だから大学に行く理由は何ですか?って突然聞かれて、すぐに答えられる人っていうのが本当に大学に行くべき人。
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くぉくん:おー、名言ですね。

大学に対する意識の違いを感じる

単純に思うのはものすごく意識の違いを感じます。パワーに満ちあふれていて、一生懸命頑張っている学生もいれば、とりあえず「大学に行けたらいい」ぐらいの感覚の学生までさまざまです。

テーマに対しての切込み方も、そういったところがよく分かれています。

ただ、共通して言えることはやっぱり「就職の免罪符」という言葉あったように就職をすごく意識していたり、本当は大学だけじゃなくてもいいというという考えは話してよく伝わりました。

私自身も参考になりましたし、高校生の素直な意見がよくわかったと思います。頑張るけど、現実もよくわかっているという感じでしょうか。学生も大人、親御さんなど参考になればと思います。

今後とも継続して配信していきますので、どうぞよろしくお願いします。

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